ENGLISH

日本語

中文

한국어
カスタマーサポート

サイトマップ

お問い合わせ


vRapid Mobile™ でのソフトウェア・コンポーネントのアップデート

ダウンロードはこちらをクリック: vRapid Mobile™ データシート

内蔵されている個々のソフトウェア・コンポーネントのアップデート、追加および削除をあらゆるモバイル・デバイスで実現。レッドベンドのvRapid Mobileは、ユーザがすでに所有しているフィーチャーフォンおよびスマートフォンに、ソフトウェア機能、アプリケーション、サービスをOver-The-Air(OTA:無線配信)で簡単かつ安全に配信することで、モバイル機器のバリュー・チェーン全体に新たな収益機会をもたらします。

モバイル・ソフトウェア管理

vRapid Mobileの採用により、携帯電話メーカーおよびネットワーク事業者では、ハンドセットのライフタイム内であればいつでも、モバイル・デバイスに搭載されているソフトウェアの拡張、カスタマイズおよび管理が可能になります。vRapid Mobileは、Firmware Over-The-Air(FOTA)のアップデートのために開発されたvCurrent®モバイル・ソリューションが基礎となっており、個々に内蔵されたソフトウェア・コンポーネントの無線配信アップデート(SCOTA)が可能になるまでに発展しています。

携帯ハンドセット・ソフトウェアが豊富になり、より洗練されたものへと進化するなか、このようなソフトウェアのライフサイクルを通じて効果的に管理するためのプロセスは、複雑で費用がかかるものとなっており、新しいサービスの導入を柔軟に行なうことを困難にし、導入を遅らせる原因となっています。

通信事業者は、既存のハンドセットのソフトウェアの機能に制約を受けることなく、あるいは新たなハンドセットの登場を待つことなく、新たな収益を生み出すサービスを自社の契約者ベース全体に即座に提供することができます。

携帯電話メーカーは、ソフトウェアのメンテナンス・プロセスをきわめて柔軟かつ効率的に実施できるようになり、携帯電話のコア機能をパーソナライズして各自のライフスタイルに合わせられるという利点を携帯電話ユーザにもたらすことができます。

ISV(独立系ソフトウェアベンダー)は、自社のアプリケーションの新しい機能やバージョンを配布し、マーケットに投入するまでの時間を大幅に短縮することができ、さらに自社製品の対象マーケットの拡大も可能になります。

業界標準に対応
vRapid Mobileは、OMA-DMやDLといった業界標準だけでなく、注目を集めているSCOMO(Software Component Management Object)イネーブラにも対応。デバイス管理サーバおよび主要なサービス配信プラットフォームにソリューションを組み合わせることが可能です。

vRapid Mobileは、以下のような個々のソフトウェア・コンポーネント無線配信(SCOTA)アップデートに対応しています。

  • 内蔵アプリケーション - メッセージング・クライアント、ウェブブラウザ、Homescreenクライアントおよびメディア・プレーヤー
  • 主要なミドルウェアとサービス・イネーブラ(service enabler) - Java仮想マシン、Flash Lite、位置測位ソフトウェア(Position Location software)、メディア・コーデック、SIPおよびIMSのクライアント、およびDRMエージェント
  • デバイス機能 - ブルートゥース・プロファイル、マルチメディア、および3Dグラフィック・エンジン

vRapid Mobileソリューション

vRapid Mobileデバイス・スイートはモバイル・デバイスに組み込まれ、アップデート・インストーラおよびソフトウェア管理エクステンション(拡張機能)が内蔵されています。

アップデート・インストーラにより、モノリシックなファームウェア・イメージおよび読み取り専用ファイル・システムに内蔵されているソフトウェア・コンポーネントを個別にアップデート、追加および削除することができます。アップデート・インストーラでは、デバイスへの電源供給が中断したときにもアップデート・プロセスの完了が保証される、レッドベンドのフェールセーフ機能が搭載されているほか、NAND型およびNOR型のフラッシュメモリーへの対応、デバイス上のメモリースペースの最小化、ならびにAPIを通じてのハンドセットへの短期間での組み込みが可能になっています。

ソフトウェア管理エクステンションは、デバイス管理(DM)クライアントの「プラグイン」で、ソフトウェア・コンポーネントの一覧などのデバイス・コンフィギュレーション・データの検証およびアップデートを行ないます。ソフトウェア管理エクステンションは、レッドベンドのDMクライアント機能を完全統合しているだけでなく、標準的なすべてのOMA-DMクライアントとの連携も可能です。

現在、vRapid Mobileデバイス・スイートは、一部のRTOSベースのプラットフォーム、主要なLinuxベースのプラットフォーム、ならびにSymbian OSに対応しています。

vRapid Mobileソフトウェア管理サーバ・アプリケーションは、ソフトウェア・コンポーネント管理のワークフロー・ロジックを管理および実行する、J2EEアプリケーションです。このアプリケーションは、収益源となるソフトウェア管理サービスを提供するための不可欠な要素となります。このアプリケーションは、ソフトウェア・オーナーから送信されたコンポーネント/アップデートのリポジトリを管理するほか、コンポーネントの一覧およびコンフィギュレーションをデバイスに問合せ、さらにバージョンならびに従属関係の分析、適切なソフトウェア・コンポーネントの動的な選択、集約、およびパッケージによるデバイスへのOTA配信、ならびにセキュリティの維持を行ないます。

また、プル方式(ユーザ主導)とプッシュ方式(サーバ主導)の両方のモードに対応して、コンポーネントのOTA配信を行ないます。このアプリケーションには一連のインターフェースが備わっており、コンポーネント配信プロセスのトリガーとなるCustomer Careまたは他のアプリケーションの使用、ならびにさまざまなサービス・プロバイダ向けビジネス・システムとの連携が可能になっています。

vRapid Mobileコンポーネント管理スイートには、ハンドセット・メーカーのためのツールが豊富に揃っています。GUIベースの中央管理コンソールにより、OEMでは、デバイス用ソフトウェア・リリースを構成するソフトウェア・コンポーネントの定義、記述、整理および保存が可能になります。このツール・スイートによって、最初のコンポーネントである「一覧」データ・ファイルが作成され、デバイス上に保存されるコンポーネントが記述されます。

このツールにより、ソフトウェア・コンポーネントの新しいバージョンの追加、コンポーネントのアップデートの生成、コンポーネントおよびアップデートと適切な管理メタデータのパッケージング、ならびに管理サーバへのパッケージのアップロードが可能になります。このような機能は、ソフトウェア資産の管理を行なうOEMの承認を受けたISV(独立系ソフトウェアベンダー)や通信事業者といった、信頼できる関係機関にも、リモート拡張として提供することができます。

vRapid Mobileコンポーネント・ビルダーは、モノリシック・イメージ・ベースの、静的にリンクされたデバイス・プラットフォームで使用されるオプショナル・ツールです。vRapid Mobileコンポーネント・ビルダーでは、コンパイラからリンカーへと続く標準的なツール・チェーンを補強し、モノリシック・イメージに動的なメカニズムを適用することで、定義されたファームウェア・コンポーネントを個別のエンティティとして管理することが可能になります。

vRapid Mobileの利点

通信事業者とサービス・プロバイダ
  • 機能カスタマイズが可能な契約者向けサービスの提供により収益が増加し、契約者はデバイスの改善を直ちに行なえるようになります。
  • すでに使用されているデバイスに必要なソフトウェア・コンポーネントあるいはアップデートを後から組み込むことによって、新サービスを即座にインストールできるインフラを持つことができます。
  • すべての契約者を対象に、通信事業者のカスタム・アプリケーションのスイートあるいはUIを継続的にアップデートできるため、サービスの管理を向上させることができます。
  • 特定のコンポーネントをアップデートすることにより、特定のセグメントにあわせたデバイスのカスタマイズを店頭で行なうことができます。

ハンドセット・メーカーおよびプラットフォーム・プロバイダ
  • 新しいバージョンのファームウェアの再構築ならびにモデルごとのファームウェア・アップデートを行なわなくても、ユーザがすでに所有している、多様なモデルのハンドセットすべてに共通の機能のアップデート/修正を一貫して適用できるため、ソフトウェア・メンテナンスの費用の削減ならびに複雑性の緩和が可能になります。
  • メンテナンスのためのリリースを待たずに、個別に、あるいはパッケージでハンドセットの拡張機能を外部から直接配信することが可能であり、さらにアップデート・パッケージのサイズを小型化することもできます。
  • ソフトウェア資産からさらなる収益を得ることができます。
  • アプリケーションのアップデート・サービスを随時提供することにより、顧客満足度が向上します。
  • ハンドセットの出荷後も、ソフトウェア・コンポーネントをオンデマンドで配信できるため、部品表(BOM)に掲載される部品数の削減が可能になります。

独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)
  • 工場出荷後の機能拡張が可能になるため、ハンドセット統合のリードタイムを短縮することができます。
  • 新しいソフトウェア・リリースをマーケットに投下するまでの時間を短縮することができます。
  • ソフトウェアの機能アップデートを定期的に提供することにより、追加の収益を見込むことができます。
  • 無線配信(over-the-air)による、新しいアプリケーションあるいは機能配信が新たな収益源となります。