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携帯電話のファームウェアアップデート携帯電話の機能が付加されれば、されるほど、ファームウェアはより複雑になります。 ここ数年間、携帯電話は比較的単純な音声のベースのものから、より精巧なマルチメディア通信装置に変化してきています。そして、現在では、ほとんどのモデルにテキスト・メッセージングや、カメラ、ウェブブラウザ、あるいは電子会議といった様々な機能がついています。 これらのより洗練された特徴を提供するために、携帯電話のファームウェア、すなわち携帯電話の操作をコントロールする部分がますます複雑になってきています。これは、携帯電話機器メーカー及び、移動体通信事業者に大きな問題を投げかけています。すなわち、どんなに複雑になろうが、製品として出荷するからには、100%の信頼性を持った質の高いものをユーザに提供しなければならないからです。2004年度の携帯電話の出荷台数は、6億台以上と言われています。これだけの携帯電話が、各々様々な使われ方をしている環境で、かつこれだけの複雑なファームウェアを提供している携帯電話は、操作方法により様々な不具合を引き出す可能性があります。 OTA技術(Over the Air Technology)は、携帯電話のファームウェアを効率良くアップデートする事を可能にします。 より信頼性が高い高品質なファームウェアを提供するために、そして非常に費用がかかるリコールを無くし、あるいは市場に要求されているサービスをタイムリーに配信するために、最も効率良く実現できる方法として、携帯業界内では、OTAを利用したファームウェアアップデートソリューションが認知されています。(このテクノロジは、FOTA "firmware over the air updating"とも呼ばれます). FOTAは、無線により、離れた場所にある携帯電話のファームウェア書き換えを可能しまします。つまり、既に顧客に携帯電話が渡っている状態であっても、ファームウェアの書き換えをする事ができます。 OTAを使用して、もともと搭載されていたファームウェアにパッチが加わったバージョンをアップデートする事により、携帯電話の不具合が修正されます。つまり、ユーザは、不具合修正のために、わざわざサービスセンターに出向く必要がありません。 このFOTA機能は、さらに電話機のパーソナライズ化を提供する事が可能です。 ファームウェアの不具合を修正する事に加え、FOTAは、新しい機能やサービスを顧客に提供する事を可能にします。なぜなら、ユーザが持っている携帯電話をサービス施設に持ち込んだり、新規のハードウェア購入しなくても、新しいサービスや機能を簡単に利用する事ができる環境を提供できるからです。つまり、個々のユーザが要求に応じて、欲しいサービスを手に入れるという、パーソナライズ化を実現します。これは、顧客定着率を高める効果がある事に加え、顧客単位の追加利益を得る機会を作ります。
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